こんにちは。
天理教大好きめんぼう(@menbou14)です。
あなたは、天理教は知っているけど、「住み込み」については詳しく知らない方かもしれませんね。
また、天理教の教会について知りたい方かもしれません。
どちらにしろ、天理教の教会や住み込みに興味のある方だと思います。
僕は、今から13年前天理教の教会に1年間住み込みました。
どこの教会かは伏せておきます。
29歳の時でした。
どうして住み込むようになったかは、この記事を読んでみてください。
>>ギャンブル依存症だった僕が丸12年間ギャンブルを止められている話
とにかく、縁あって住み込むことになりました。
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教会生活
教会での生活は、まず僕は詰め所の一角を一部屋与えてもらいました。
教会と詰め所は隣接していて教会専用のアパートのような感じです。
すべては、この部屋から始まります。
まず、朝は5~6時起床。
「朝づとめ」(天理教の『すわりづとめ』とは?その仕方と意味を徹底解説)がありますので、こんなに早いんです。
これには、必ず出席しなくてはなりません。
その後、朝ごはん。
もちろん、調理や配膳を手伝います。
そうそう、僕の時は僕の他に住み込み人2~3人、会長さん夫婦、お子さん、前奥さんの合計6~7人が住んでいました。
そして、朝ごはんが終わったらちょっと休憩して、午前中のひのきしんです。
ひのきしんというのは、無償で働くことです。
ボランティアに似てます。
ひのきしんの精神は、日々生かされて日々健康で置いてもらって、嬉しい、感謝!ありがとうございます!と、喜びが溢れ自然と体を使って感謝を表したいとう精神です。
言わば、日々のお礼の精神です。
で、ひのきしんをやるわけです。
どういった事をやるかというと、神殿掃除、お供え準備、会長さんの車の掃除、住居掃除、畑仕事、トイレ掃除、会長さんのカバン持ちなどなど、いろいろやります。
上級者は、「においがけ」もやります。
においがけというのは、布教のことですね。
僕なんかは、布教なんてとてもできませんので教会内のひのきしんをしてました。
で、10時になると休憩。
お菓子とコーヒーが必ず出ていましたね。
そして、お昼までまたひのきしん。
その後、昼食。
これも料理、配膳、洗いやけは住み込み人の仕事です。
そして、ご飯食べたらまたひのきしん。
今度は、3時に休憩があります。
これまた、お菓子とコーヒーが出ます。
あ、休憩時のお菓子やコーヒーを準備するのも住み込み人の役目です。
そして、5時~5時半までひのきしんします。
あとは、「夕づとめ」(天理教の『すわりづとめ』とは?その仕方と意味を徹底解説)をして、夕食です。
夕食ももちろん、住み込み人が準備します。
みんなでワイワイ食べながら楽しいひと時を過ごします。
その後、自分の部屋に帰って自由時間。
ですが、僕は夜8時頃になると会長さん奥さんの肩を揉まされていました(笑)
これが、1時間。
時々、デザートも出ていました。
そして、午後9時には就寝です。
これが、教会住み込みでの1日の流れです。
休日は、10日に1日ぐらいでしたね。
お与えは、半年間はなんと0円!!(ギャンブル依存症があったから?)
毎日、タバコを10本もらえるだけでした(笑)
半年過ぎたら、8000円~1万5000円もらえたように思います。
大の男が朝から晩まで働いて1万5000円ですから、普通の人はびっくりしますが、これは伏せ込みと言って神様や教会に種をまいている時期ですので、僕たちは納得していました。
正直、僕はこれでも楽しかったのでずっといたかったです。
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くやしい現実!
で、これを1年間繰り返したのですが、本来なら立派になりましたとか、元気になりましたとオチが付くのですが、僕の場合、気がついたら病院に入院になっていました^^;
実は、引きこもり状態から教会住み込みに入ったので、その差が大きく精神的にもきつく、1年間無理して過ごしていました。
それがたたったのだと思いますが、1年間の最後には入院になって幕切れとなりました。
何じゃそりゃというオチですが、僕の前世からのいんねん(業)が深いからでしょう。
でも、言い訳するわけではないですが、ギャンブル依存症は見事にご守護頂きました(パチパチパチ)。
最後に教会の条件を書いておきます
天理教の教会は海外にもあり、その数は1万7000所を超えています。
教会になるためには、ようぼく(天理教の信者の定義|一人前になる条件がめっちゃ厳しい!)が16人以上うち教徒(ようぼくが更に勉強して偉くなったもの)が5人以上いなくてはなりません。
教会と認めてもらうには、かなり厳しい条件をクリアーしなくてはいけません。
ですので、そういう重いもの(理)が働いていますので、教会に住み込ませていただくのはありがたいことなのです。
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まとめ
ま、僕の場合、最後は入院になってしまいましたが、普通は、住み込んだら良いことがあります。
身情が治ったり、事情が良くなったり、お徳をもらえたり、良いことづくめのはずです。
辛かったといいますが、基本楽しかったですね。
色んな人に囲まれて、奥さんもお子さんも信者さんも優しかったですしね。
ただ、会長さんは鬼のように厳しかったです^^;